司法書士の仕事内容・イメージと違った?なる前と後のギャップ!

司法書士の仕事というと、どのようなイメージがありますか?私の場合、司法書士の仕事内容は、なる前に思っていたのとなった後実際に業務を行った時に、イメージとのギャップがありました。

頑張って司法書士になったのに、イメージと違いがありすぎて、働いた時に「こんなはずではなかった」なんてことになったら困りますよね。

この記事では司法書士を目指している方に向けて、私が受験時代に思い描いていた司法書士の仕事のイメージから、なった後のイメージの変化やギャップについてお伝えしたいと思います。

是非最後までご覧ください。

 

司法書士の仕事・イメージとのギャップ

私が感じた、司法書士の仕事のイメージとのギャップについて、主な5点をお伝えします。

外回りが多い

ではまず1つ目は、外回りが多いことです。

事務所によるとは思いますが、受験時代の私のイメージは、どちらかと言うと 事務所で参考書や実務書の分厚いのを見ながら、一つの難しい課題の解決に取り組んでいく、そしてそれを何かしていく、みたいなイメージでした。

ですが実際働くと、短期間のスパンの決済業務を数多くこなしていくという感じなんです。決済現場や金融機関や法務局に行き来しまくるんですね。で、そういう外回りの仕事が多かったので、これは大きなギャップでした。

ひどい時などは、隣の県まで出かけて行って、それも何か所か回って、もう往復だけでも3時間とか4時間ぐらい、半日使うこと になるので、外回りだけで1日が終わるっていうこともよくありました。

それぐらい外回りが多い仕事っていうことは、受験時代にはイメージがつかなかったですね。

 

チェックが多いこと

続いて2つ目、チェックが多いことです。

受験勉強中は、漢字1文字の間違いとかは全く意識せずに、とりあえず大まかな内容が合ってればOKだろうという意識でずっと勉強していました。実務の話も少しは聞くこともあったのですが、そこまで深くは考えていなかったんですね。

で、実際事務所に勤務させていただいて仕事してからは、氏名一文字漢字一つとっても、ちゃんと合ってるかどうか一文字一文字照らし合わせ、自分でもう1回書いてみて照らし合わせて確認します。住所も一緒ですね。もちろん、他の内容とかも、登記原因証明情報の内容だったり、委任状の内容だったりですが、ちゃんと合っているかを全部確認するんですね。

ここまでチェックする仕事は今までの人生の中では無かったので、司法書士ってここまでチェックするんだということに驚きました。

またチェックするにしても、そのチェックをどういう形でするのか、自分一人だけでするのか、複数人でチェックするのか、一回のチェックで終わらせるのか、数日に分けてチェックするのか。と、そう いうチェック体制も考えるというところから考えるようなので、ほんとにチェックに対して非常に敏感な仕事なんだと実感しました。

こういったことは、受験時代にはイメージがつかなかったです。

 

人脈が大事

続いて3つ目、人脈というところですね

これに関しては、業務というよりは事務所の経営的な話になります。

受験時代のイメージは、手に職を持っているので駅前に大きな看板を抱えていれば、ある程度集客ができるのだろう。その問い合わせして頂いた中から何人かお仕事をいただいて、売上はある程度立つ のだろう、といった希望的観測を持っていました。ですが、実際事務所で働かせていただいたり、その後は自分で仕事してるんですが、全然そんなことはないんですね。勤務していた事務所でも、駅前に大きな看板が立っていたんですけが、ホームページにしっかり力を入れていなかったということもあり、なかなか集客できなかったんです。

ではどこから仕事を取っていくかと言えば、その事務所のボスの人脈なんです。その交流会だけでなく、ボスの友達の友達だったり、ゴルフの付き合いだったりですね。

銀行関係とかでも、もちろんそのタイミングが全てではありますが、集まりに積極的に参加して、「自分は司法書士やってます」と言って人脈を広げていって、タイミングが合えば仕事を受けられる 体制を整えておくっていう感じです。こういったことは受験時代にはイメージが無くて、実際働いてみて、「あ、こう いう風に仕事を取っていくんだな」っていう感じで、とても勉強になりました。

なので実務だけではなく、そういう人脈を広げる営業活動的な事、 いろいろなところに顔を出したり、自分の名前を知ってもらうっていうこと、は司法書士の仕事の1つなんだというのはギャップでした。

 

何かと下請けになりやすい

続いて4つ目、何かとした受けに なりやすというところですね。

受験時代のイメージでは、司法書士側がイニチアティブを取る感じで、色々の要望とかアドバイスとかを銀行や業者に出して動かしていくっていうイメージを持っていました。ただ実際に仕事をしてみると全然逆で、立場が逆でした。

銀行には書類を取りに行かないといけないし、白紙用紙をもらい、印字させていただきますという感じ。なので、物件を印字して、委任状とかも白紙なので「こちらで書かせていただきます」って書いていくんです。

業者さんは業者さんで、決済日付、スケジュールも決まっていて、「これで行きます」という感じで仕事を振られるんです。ほんとはスケジュールなど確認して欲しいのですが、ほぼ聞かれるこてとはないですね。

なんなら報酬の金額ももう決められて、「これでやってください」みたいなことも あるんですね。なのでもう主導権は向こうに握られてるんですよ。もちろんこれは業者さんとか銀行にもよるんですけど。

ただ、そういった傾向が強いっていうところで、これは結構大きなギャップでしたね。

 

人と話すことが多い

最後ですね。5つ目。

行政書士は、結構人と喋ります。

受験時代のイメージはどちらかというと 、事務所で申請書類とか登期書類を作って、ただ黙々と1人ないしその職場のメンバーと仕事するといったイメージだったんです。ですが、実際働いてみると全然そんなことはなくて、電話はなりますし、飛び込みでお客様も来られますし、外回りが多いので関係している機関とお話もさせてもらいます。もちろん仕事決済が多いので、お客様や業者様ともお話しさせてもらったり、とにかくコミュニケーション能力が必要なところも多いんです。

特に新規の電話や、新規の業者さんとの見積もり依頼の電話などは、値下げ交渉や金額についてのシビアな部分なども交渉したりするんです。

結構喋る機会も多く、しっかりと話をしなければならない機会も多いです。

なので、ただ書類作ってるだけといったことでは決してなくて、ちゃんとコミュニケーションを取らなければいけないと思いましたね。ただこれはやっていくうちに慣れていきますが。

 

まとめ

以上5つご紹介させていただきました。

いかが でしょうか?お持ちのイメージと少し違う部分もあったんじゃないかなと思います。

そうは言っても、司法書士の仕事は魅力に溢れてる部分の方が多いと思いますので、目指してる方は合格まで頑張っていただきたいなと思い ます。

 

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