今回は、独立や高収入も目指せる「司法書士」という仕事の魅力ややりがいについてお伝えしたいと思います。
「どんな資格を取ればいいか迷っている学生の方」や、
「今の職場や仕事に不満を感じている方」、
「将来に漠然とした不安がある方」などには、きっと参考になる内容だと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
まずは、私自身のことを少しお話しさせてください。
私は特に目立った学歴もなく、なんとか入社できた会社も長く続かず、やりがいを感じられないまま退職。その後はアルバイトなどでいろいろな職を転々とする日々が続いていました。
「このままじゃまずい」と思い、資格取得を考えて調べる中で出会ったのが、司法書士という仕事でした。
今では司法書士として働きながら、やりがいを感じつつ、楽しく仕事を続けられています。
そんな私が、なぜここまで司法書士の仕事を魅力的だと感じているのか?何にやりがいがあるのか?
今回はその理由をご紹介していきます。
司法書士の魅力3選!
司法書士という仕事には、実はたくさんの魅力があります。今回は、私が感じている「司法書士の魅力」を3つご紹介します。
優しい同業者が多い
まず1つ目の魅力は、優しい同業者が多いことです。
司法書士は、まだまだ世間的にはマイナーな職業です。特に学生にはあまり知られておらず、新卒で選ぶ人は多くありません。実際に司法書士を目指す人の多くは、転職やセカンドキャリアの選択肢としてこの道を選んでいる印象です。
私自身も特に目立った学歴がなく、これといった職に就けずに転職を繰り返していた時期がありました。そんな中で司法書士という仕事に出会い、人生が変わったと感じています。同じように「復活劇」を経験した方も少なくありません。
そうした背景があるからか、司法書士には「お互いに優しく接する文化」があるように思います。分からないことがあれば、同業者に聞けば丁寧に教えてくれる人が多く、非常に温かい業界だと感じています。私が初めて働いた事務所の先生や先輩たちもとても親切でした。
働き方の自由度が高い
2つ目の魅力は、働き方が柔軟でストレスが少ないことです。
私のように、朝9時から夜6時までずっとデスクに座っているのが苦手なタイプにとって、一般的なオフィスワークはなかなか厳しいものでした。昼休憩1時間では、正直なところ全然足りないと感じていました。
その点、司法書士の仕事は、事務所にもよりますが「半分はデスクワーク・半分は外出」というスタイルのところも多いです。私が働いていた事務所もそうでした。外出中は移動時間も長いので、電車の中でNetflixを見たりと、気分転換もしやすかったです。
こうした自由な働き方は、精神的にも身体的にも負担が少なく、私にとってはまさに“神のような働き方”でした。
給料も悪くない
3つ目は、収入面でも大きな可能性があるという点です。
もちろん最初から高収入というわけではありません。転職サイトなどを見ると、司法書士1年目の給与は他の職業と同じか、少し安いくらいです。弁護士や公認会計士といった他の難関資格と比べても、初任給は低めです。
ただし、司法書士は年を重ねるごとに給与が大きく上がる傾向にあります。私の前の職場では、1年目から2年目で年収が100万円以上アップしました。3年目にはさらに増えていて、同じ事務所の先輩は30代で年収1000万円近く稼いでいたはずです。
また、ある程度の経験を積めば、独立して自分の事務所を開業することも可能です。自分に合った働き方を選べるという点も、大きな魅力だと思います。
司法書士のやりがい3選!
司法書士の仕事ってつまらないのではないか、というイメージを持っている方も多いかと思います。
司法書士のやりがいはあるのでしょうか?どういったことにやりがいを感じるのか、についてお伝えします。
いろいろあるのですが、主な点は以下の通りです。
人生の大切な権利に携われる
まず一番やりがいを感じるのは、お客様の大切な権利に関することに携われるということです。
不動産登記、商業登記、相続、遺産承継、などの権利に関する仕事がメインになります。
不動産であれば、人が土地や家を売ったり買ったりするときの権利の移転について。会社であれば、会社を作るとか役員の変更などの組織再編などは、企業にとって大きな手続きとなっています。
こういったお客様の大事な場面に関われるということは、大きなやりがいとなっています。
学び続けられる
司法書士は、なったら終わりということはないんです。法律は毎年ところどころ改正されるので、学び続けなければ実務には対応できなくなります。なので、絶えず学び続けることによって、自分が成長していると実感することができます。
感謝されることが多い
お客様から感謝されることが多いので、これはほんとにやりがいとなっています。
司法書士に仕事を頼むタイミングは、人生で何か大きなイベントがあったり、将来に備えたりといった場面なので悩みの度合いも大きいことが多いんですね。
なので、適切な手続きができたことで安心し、感謝されることが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
これはあくまで私の個人的な感想ですが、司法書士という仕事には多くの魅力ややりがいがあると感じています。
今の仕事に悩んでいたり、将来に不安を感じていたりする方は、ぜひ「司法書士」という選択肢を頭の片隅に置いてみてください。新たな道が開けるかもしれません。
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